INTERVIEW 01

まっさらなデータ上に自分で考えた設備を描く。

設計企画課

岡 拓麻

2014年新卒入社 / 新潟工業高校 電気科

多様な電気設備を設計します。

現在、設計企画課で電気設備の設計、積算見積り業務を担当しています。当社の特徴は、案件バリエーションの広さ。設計では、工場、オフィスビル、店舗から木造住宅まで、新規・改修両方に対し、照明、コンセント、電話、テレビ、さらに防災関係まで、すべての電気設備をコンピュータ上のCADで作図しています。

安全や効果だけでなく、お客様の目線で利便性、メンテナンス性も踏まえて総合的な判断をし、多様化するニーズに応えられる設計を心がけています。積算でも、照明器具1台、コンセント1個の増設案件があると思えば、大規模な新規物件のすべての電気設備提案もあり、毎回が新鮮です。

原点はモノづくりへの興味でした。

同規模の工事でも、お客様のニーズによって設備や設計方法が異なることは少なくありません。正確に意図を汲み取り、どのように形にしていくかを突きつめるのは大変なこともありますが、建築会社から入手したまっさらなデータ上に、自分で考えた電気設備を描き、完成させたときの達成感は大きいです。

もともとモノづくりに興味があり工業系の高校に進んだので、設計について考え、試行錯誤しながら考えをカタチにしていくのは楽しいですし、手ごたえを感じます。自分が手掛けたものが暮らしや社会の役に立っていると考えると、やりがいの大きな仕事だと思います。

初めて設計した案件がレアケース案件。

入社後は、1年間工務課で一通りの現場を体験し、現在の設計企画課へ異動。そこで初めて自分自身で設計した店舗の改修工事案件が記憶に残っています。

ふつうは基本設計が完了してから施工に入るのですが、その現場は時間的制約から基本設計と施工が同時進行する、かなりレアなケース。描いた図面を持っては現場に駆け付け、その場で現場作業員に指示を出し、互いに協力し合って進めました。右往左往することもありましたが、ベテラン作業員に教えられ、助けられ、予定通りに完工。密度が濃く、学ぶことの多い現場でした。完成後、客として訪れた時の感動は忘れられません。

さらなる資格取得をめざし勉強中。

電気や情報の分野は技術の進歩が速く、それに対応した設計や施工が行えるように、私たちも日々情報を入手し、勉強していかなくてはなりません。参考書やネットで勉強するほか、経験豊富な先輩や上司に質問しながら、今、電気設備や情報管理に関連する資格取得を目指しています。

資格という結果だけでなく、勉強することで、電気設備についての正しい知識が定着し、より精度の高い設計や積算見積もりが行えるようになるので、学ぶ過程も自分自身の成長につながっていると思い、努力しています。

P.S. 私の主張

第一電設工業では、年齢や部署を超えて風通しがいい。
一見こわそうでも、みんな優しい!